SBMA、インターネットを主題と源泉とする初の企画展「RANDOM-ACCESS MEMORY」開催へ
編集者: Irena II
サンタバーバラ美術館(SBMA)は、2026年3月15日から9月27日まで、「RANDOM-ACCESS MEMORY: Internet Art」展を開催する。本展は、SBMAにとってインターネットを主題と源泉の両方として扱う初の企画であり、YouTubeやGoogleマップといった日常的なオンライン空間から着想を得たデジタルプロジェクトを提示する。インターネットが21世紀の生活に不可欠な接続、娯楽、研究の主要媒体である一方、その本質は予測不可能であるという認識に基づき、ウェブを絶えず変化し、矛盾をはらみ、歪曲の対象となる生きた記憶システムとして捉え、個人の歴史が集合的な物語と交錯する様を描き出す。
本展には、マルチメディアアーティストのZhanyi Chen、Claire Hentschker、Andrew Norman Wilsonの3名の作品が集められる。彼らは、デジタル構造と人間の経験における偶然性を探求するため、エラーやグリッチといった技術的な不完全性を意図的に前面に押し出している。アーティストたちは、技術の欠陥を隠蔽するのではなく前景化することで、デジタルシステムと人間の経験の両方にランダムな偶然性が不可欠であることを示唆している。このアプローチは、アルゴリズムや自動化が創造性や作者性に挑戦する現代美術の広範な系譜の一部を成している。
ピッツバーグを拠点とするClaire Hentschkerは、フォトレソリューションソフトウェアの誤用とYouTubeのスクリーンショットを組み合わせ、個人的な物語とデジタルの再構築を融合させた。彼女の作品「Ghost Coaster: The Star Jet Coaster, 2002–2012」(2019年)では、YouTubeの乗り物紹介動画のみを用いて、ニュージャージーにかつて存在したジェットコースターを再構築し、デジタルツールによる過去の保存と歪曲の様相を反映している。Hentschkerはカーネギーメロン大学で活動し、VIAフェスティバルなどで作品を発表している。
Andrew Norman Wilsonは、透かしの入ったストックフッテージを自動化されたニュースサイクルを模倣するようにループするビデオアートを制作し、メディアシステムへの批評を展開する。彼の作品は、文脈から切り離された視覚的合図が、メディアの美学を通じて権威を製造しつつ、現代のニュースサイクルの絶え間ないリズムを模倣する様を示唆する。Wilsonは2017年にロサンゼルスのHuman Resourcesで「Pretense」を展示するなど、メディアシステムに対する批判的な視点を提供してきた。
Zhanyi Chenは、科学とオンラインのサブカルチャーを融合させる。彼女の作品「How to Create Your Satellite Birth Chart」(2025年)では、人工衛星の軌道に基づいた占星術システムをYouTubeチュートリアルの形式で提示する。また、ライブ衛星データを単語の星座に変換する「Astrological Concrete Poetry to Clouds Written by Weather Satellites」(2020年)も発表しており、気象衛星データや初期の宇宙時代のアーカイブから着想を得て、技術的決定論がもたらす「失敗した」情報を収集・キュレーションしようと試みている。Chenはマサチューセッツ工科大学(MIT)で美術、文化、テクノロジーの修士課程に在籍している。
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ソース元
Noozhawk
Artdaily
Santa Barbara Museum of Art
The Los Angeles Post
Noozhawk
Art Rabbit
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