トヨタ自動車、2025年の世界販売台数で過去最高を更新:関税政策の影響を跳ね除け首位を堅持

編集者: Svetlana Velgush

トヨタ自動車は2026年1月29日、2025年暦年における世界販売台数が過去最高を記録したことを公式に発表しました。トヨタおよびレクサスブランドを合わせた年間の総販売実績は、前年比3.7%増となる1,053万6,807台に到達しました。この目覚ましい成果により、トヨタは世界販売台数において6年連続で首位の座を維持し、競合するフォルクスワーゲン・グループが記録した898万3,900台を大きく引き離す結果となりました。

ダイハツ工業および日野自動車を含むグループ全体の連結販売台数においても、前年比4.6%増の1,132万2,575台という歴史的な高水準を達成しました。また、供給体制の強化を背景に生産活動も活発化しており、グループ全体の生産台数は前年比5.7%増の1,120万台にまで拡大し、2024年の実績を上回る堅調な推移を見せています。

地域別では、米国市場が全体の成長を強力に牽引しました。米国における販売台数は前年比8.0%増の251万台を記録し、その中でもハイブリッド車(HV)の躍進が顕著です。HVの販売台数は前年比20.4%増の111万台にまで急増し、米国市場での成功を決定づける主要因となりました。このセグメントの好調は、約1.5兆円の営業利益を損なう可能性があると試算されていた米国の関税政策による潜在的な打撃を、実質的に相殺する役割を果たしました。あわせて、日本国内からの輸出も14.2%増の61万台と大幅な伸びを示しています。

高級車部門のレクサスも、2025年の世界販売台数で88万2,231台(前年比4%増)を記録し、過去最高を更新しました。特に北米市場での需要が極めて高く、前年比7.1%増の40万8,070台を販売しました。この成長の背景には、主力クロスオーバーの「RX」や「NX」に加え、販売台数が100%以上の伸びを見せた新型SUV「TX」の爆発的なヒットがあります。一方で、欧州市場におけるレクサスの販売は前年比2.3%減となり、主要な販売地域の中で唯一のマイナス成長を記録しました。

グローバルな販売構造を詳細に分析すると、トヨタの成長基盤は依然としてハイブリッド車への根強い需要に支えられていることが浮き彫りになります。これに対し、純粋な電気自動車(BEV)の普及スピードは比較的緩やかなものに留まりました。例えば欧州市場では、ハイブリッド車が市場シェアの34.5%を占めたのに対し、BEVのシェアは17.4%でした。レクサス・インターナショナルの渡辺剛プレジデントは、2025年に電動化ラインナップを刷新した新型「ES」や、革新的なステア・バイ・ワイヤ技術を搭載した「RZ」など、ブランドが提供する新たな価値が市場に浸透しつつあることを強調しています。

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ソース元

  • 朝日新聞デジタル

  • トヨタ自動車

  • 読売新聞オンライン

  • レスポンス(Response.jp)

  • Việt Báo

  • FNNプライムオンライン

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