Astronomers watch a star being torn to pieces by a supermassive black hole: A team of researchers recently reported the discovery of AT2024wpp, an extremely energetic event involving a black hole and a massive star locked in a deadly cosmic dance. The… dlvr.it/TQFyjg
天文学界において、これまでに観測された中で最も強力な宇宙現象の一つが正式に確認されました。この事象はAT2024wppと指定され、非公式には「ウィペット(Whippet)」という愛称で呼ばれています。これは2024年に発生した潮汐破壊事象(TDE)であり、超大質量ブラックホールが巨大な恒星を引き裂いた結果生じたものです。この破壊により、太陽の4000億倍に匹敵するエネルギーが放出されました。この詳細を裏付ける研究論文は、王立天文学会月報(Monthly Notices of the Royal Astronomical Society)への掲載が受理されています。
この重要な研究には、ジョン・ムーアズ・リバプール大学のダニエル・パーリー氏らが参画しました。観測データは、ツビッキー一時的現象サーベイ(Zwicky Transient Facility: ZTF)やNASAのSwift衛星、そしてカナリア諸島のリエフループ・テレスコープなど、複数の観測施設から得られたものです。TDEは、ブラックホールの成長メカニズムなど、ブラックホールの物理学に関する極めて貴重な知見を提供してくれます。研究資料によれば、恒星の物質は引き伸ばされ、比喩的に「スパゲッティ状」の構造を形成したとされています。この事象は、高い温度と強力なX線放射を伴うことから、プロトタイプであるAT 2018cowとは一線を画す、LFBOT(Light Flare from Black Hole Outbursts and Transients)と呼ばれるカテゴリーの「カウ型トランジェント」に分類される可能性が高いと見られています。