アメリカの枢機卿 Robert Prevost はレオ XIV世を教皇に選出しました。
教皇レオ14世、アルメニア・アゼルバイジャン和平合意を評価しザイード賞授与
編集者: gaya ❤️ one
2026年2月4日、教皇レオ14世は国際人間フラスカデーに際し、初のメッセージを発信するとともに、ザイード人間フラスカ賞の授与式を主宰した。この式典は、ドナルド・トランプ前米国大統領の仲介により実現した、アルメニアとアゼルバイジャンの関係正常化に向けた和平合意を達成した指導者たちを称えるものであった。教皇は、深い亀裂も具体的な行動によって癒やされることを強調し、フラスカ(友愛)は単なる言葉ではなく、日々の具体的な責任であるとの認識を示した。
この授賞式は、教皇フランシスコとアル・アズハルの大イマームであるアフマド・アル=タイイブ師が2019年に「人間兄弟愛に関する文書」に署名した日から数えて7周年という記念すべき日に重なった。歴史的な和平合意は、2025年8月8日にワシントンD.C.のホワイトハウスで、アルメニアのニコル・パシニャン首相とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領によって署名されたものであり、ナゴルノ・カラバフを巡る10年以上にわたる紛争の終結を目指すものである。合意の特筆すべき点として、アゼルバイジャン本土と飛び地であるナヒチェヴァン自治共和国を結ぶ交通回廊の建設が挙げられ、米国がその開発権を99年間独占的に保有する。この回廊は「トランプ国際平和繁栄ルート(TRIPP)」と命名され、中国と中央アジアからトルコへの「ミドル・コリドー」貿易ルートの一部を形成する。
教皇レオ14世は、この功績を称え、受賞者を「希望の種を蒔く者」と呼んだ。2026年のザイード人間フラスカ賞受賞者には、和平合意の指導者たちに加え、アフガニスタンの女子教育擁護者ザルカ・ヤフタリ氏、そしてパレスチナの組織タアウォン(Taawon)が選出された。タアウォンは、1983年の設立以来、パレスチナ全土で100万人以上の人々に恩恵をもたらす人道・開発活動が評価され、教育、若者育成、孤児支援、文化プロジェクトなどに10億米ドル以上を投じてきた実績を持つ。タアウォンの理事長であるナビル・カドゥミ氏は、この国際的な評価がパレスチナの人道・開発の優先事項を強調する新たな推進力となると述べた。
教皇のメッセージは、この平和の達成を祝いつつも、国際情勢への懸念を表明するものであった。特に、新START条約の失効後に懸念される新たな軍拡競争の動きに対し、強い警鐘を鳴らした。教皇は、平和構築の夢が「時代遅れのユートピア」と見なされがちな現代において、人間フラスカは紛争や緊張よりも強い生きた現実であると確信をもって宣言する必要性を訴えた。これは、教皇フランシスコが『フラテッリ・トゥッティ』で述べた、戦争の最初の犠牲者は人間の家族の友愛への生来の召命であるという教えを継承するものであった。
授賞式はアラブ首長国連邦のアブダビにある創設者の記念館で2月4日に開催され、アリエフ大統領やパシニャン首相らが出席した。両首脳は、2025年8月のワシントンでの合意の実施状況を確認し、二国間貿易の開始やTRIPPの実施など、地域接続性プロジェクトの進展を歓迎した。教皇レオ14世は、この功績を、壁を築くのではなく橋を架ける世界において希望を示す行為として位置づけ、分断を乗り越えるための具体的な行動の重要性を再確認した。
ソース元
FarodiRoma
Emirates News Agency
FarodiRoma
The Holy See
The Guardian