ナイジェリア出身のアフロビーツ界のスーパースター、ダヴィドがレコーディング・アカデミーの会員として正式に認められ、2026年のグラミー賞授賞式で投票権を持つことになりました。この快挙は、彼のキャリアにおける重要な節目であり、国際的な音楽シーンにおける影響力の高まりを示しています。ダヴィド自身も、授賞プロセスに意見を反映できるようになったことを「ゲームチェンジャー」と称し、投票権が授賞シーズンの結果を形成する上で持つ力について強調しています。
レコーディング・アカデミーの2026年授賞式に向けた投票期間は、間もなく開始されます。今回の会員資格は、ダヴィドが2025年のグラミー賞で「Sensational」という楽曲で最優秀アフリカ・ミュージック・パフォーマンス賞にノミネートされたことに続くものです。この楽曲は、クリス・ブラウンやロジェイとのコラボレーションでした。
ダヴィドの参加は、アフリカ音楽の世界的な認知度向上において、貴重な洞察をもたらすものと期待されています。彼は、アフリカの音楽が国際的な舞台でどのように評価されるべきかについて、独自の視点を提供することでしょう。彼の会員資格は、アフリカの才能が世界の音楽業界の意思決定プロセスにさらに深く関与していく流れを象徴しています。
ダヴィドは、2024年のグラミー賞で3部門にノミネートされ、2025年には「Sensational」で最優秀アフリカ・ミュージック・パフォーマンス賞にノミネートされるなど、グラミー賞との関わりを深めてきました。特に、2024年にはアフリカ音楽に特化した「最優秀アフリカ・ミュージック・パフォーマンス」部門が新設され、アフリカのアーティストが国際的な舞台でさらに輝く機会が増えています。ダヴィドの会員資格は、この流れをさらに加速させるものとなるでしょう。