1960年代の『ドクター・フー』失われた2エピソードが復活、イースターに公開へ

編集者: An goldy

1960年代に放送された『ドクター・フー』の伝説的な12部作「ダレクのマスタープラン(The Daleks' Master Plan)」のうち、長年失われたと考えられていた2つのエピソードが、最新の修復を経てイースター期間中にBBC iPlayerで公開されることが決定しました。今回発見されたのは、第1話「悪夢の始まり(The Nightmare Begins)」と第3話「悪魔の惑星(Devil's Planet)」です。これらの貴重な映像は、慈善団体「Film is Fabulous! (FIF)」によって、個人のコレクションの中から奇跡的に発見されました。

今回の発見は、2013年に「世界の敵」と「恐怖のクモの巣」の計9エピソードが見つかって以来、初期シリーズの紛失回が発見された初の事例となります。第1話は1965年11月13日に、第3話は同年11月27日にそれぞれ初回放送されました。ウィリアム・ハートネルが初代ドクターを演じたこの物語は、ダレクの生みの親であるテリー・ネイションが脚本を手掛け、ダレクの兵器「タイム・デストラクター」を阻止するために多くの惑星を巡るという、当時としては極めて野心的なプロジェクトでした。2004年には第2話「アルマゲドンの日(Day of Armageddon)」が既に発見されており、今回の成果によって12部作のうち冒頭の3話がすべて揃うことになります。

BBCアーカイブの専門スタッフは、発見された16ミリのテレビ録画フィルムを放送品質にまで引き上げる修復作業を完了させました。同アーカイブのディレクター、ノリーン・アダムス氏は、FIFチームとの協力により、イースターという記念すべき時期にこれらのエピソードを視聴者に届けられる喜びを語っています。オンライン配信に加え、2026年4月4日にはロンドンで特別上映会が開催される予定です。このイベントには、コンパニオンのスティーブン・テイラーを演じたピーター・パーヴス氏が名誉ゲストとして登壇し、ファンと共にこの歴史的瞬間を祝います。

2023年に設立された「Film is Fabulous!」は、英国内に眠る貴重かつ脆弱な個人所有の映画コレクションを保存することを目的としています。今回のエピソードは、亡くなった愛好家の遺品の中から、多くのホームビデオ映像と共に発見されました。「ダレクのマスタープラン」は、暴力描写に対するオーストラリアやニュージーランドの検閲の懸念から海外販売が見送られた経緯があり、それが1960年代後半から70年代初頭にかけてのBBCのアーカイブ整理方針と重なり、多くの回が失われる原因となりました。今回の発見により、『ドクター・フー』の完全に失われたエピソード数は95回にまで減少しました。

本作にはウィリアム・ハートネルのほか、後にブリガディア・レスブリッジ=スチュアート役で知られることになるニコラス・コートニーがブレット・バイオン役で、そしてエイドリアン・ヒルがカタリーナ役で出演しています。今回の2エピソードの復元は、エイドリアン・ヒルの演技をより深く堪能できるだけでなく、ニコラス・コートニーのシリーズ初登場シーンを確認できるという点でも、クラシック・シリーズのファンにとって計り知れない価値を持っています。最新技術による修復が施されたこれらの映像は、半世紀以上の時を経て再び光を浴びることになります。

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ソース元

  • WalesOnline

  • Bleeding Cool

  • PA Media

  • Doctor Who missing episodes - Wikipedia

  • Doctor Who TV

  • Doctor Who TV

  • The Daleks' Master Plan - Wikipedia

  • Doctor Who TV

  • vertexaisearch.cloud.google.com

  • ComicBook.com

  • ComicBook.com

  • PA Media

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