2027年、ディズニー+にて配信予定の『DEATH STRANDING』アニメシリーズ化が決定
編集者: Anulyazolotko Anulyazolotko
ゲームデザイナーである小島秀夫氏が生み出したビデオゲームフランチャイズ『DEATH STRANDING』が、アニメーションシリーズとして新たな展開を迎えることが発表されました。このシリーズは、2027年にストリーミングプラットフォームのDisney+で配信される予定です。2019年に発売されたオリジナル作品は、世界中で2000万人以上のプレイヤーを魅了しました。また、その続編となる『Death Stranding 2: On the Beach』は、2025年6月26日にPlayStation 5専用タイトルとしてリリースされています。この成功を受け、フランチャイズはゲームの枠を超えたメディアミックスへと歩みを進めています。
今回のアニメシリーズの制作発表は、香港ディズニーランドで開催された「Disney+ Originals Preview」イベントにて行われました。仮題は『Death Stranding: Isolations』とされており、小島秀夫氏自身がエグゼクティブプロデューサーを務めます。監督には佐野岳之氏が起用されました。このプロジェクトは、視覚的な独自性を追求するため、意図的に伝統的な2次元(2D)の手描きスタイルで制作されることが決定しています。
制作を担当するのは、日本のスタジオであるE&H Productionです。同スタジオは、かつてMAPPAのディレクターを務めていたパク・ソンフ氏によって2021年3月に設立され、『Ninja Kamui』などの作品で知られています。また、コンセプトアートは、『攻殻機動隊 SAC_2045』での仕事で評価の高いイリヤ・クブシノフ氏が担当しました。豪華な制作陣が集結し、小島氏の世界観をアニメーションで表現することに期待が高まっています。
『Isolations』の物語は、ビデオゲームの出来事とは直接的な関連を持たない、完全に新しいストーリーラインを展開します。物語の核となるのは、「繋がり」と「孤立」という根源的なテーマの探求です。物語の中心となるのは、荒廃した北米の世界を冒険する若い男性と少女の二人です。あらすじによると、サム・ブリッジスが推進する「繋がり」の概念の外に救済を求める老人、絶え間ない闘争を渇望する女性戦士、そしてブリッジスに対して恨みを抱く少年など、孤独な人々のグループが登場します。彼らの運命は、人類の終焉の瀬戸際で交錯することになります。
このトランスメディア展開は、Kojima Productionsによる『DEATH STRANDING』の知的財産(IP)開発戦略の一環です。スタジオは2024年末にパブリッシャーである505 GamesからIPの権利を完全に取得しており、これによりフランチャイズを多様なプラットフォームに展開することが可能となりました。アニメシリーズの他にも、アーロン・グジコウスキー氏が脚本を、宮本浩史氏が監督を務めるアニメ映画『Death Stranding: Mosquito』が開発中です。さらに、将来的なゲーム作品の開発が継続されているほか、A24スタジオによる実写映画化の発表もなされており、『DEATH STRANDING』ユニバースの拡大は今後も続く見込みです。
ソース元
Webtekno
Kojima Productions Resmi Duyurusu
GamesRadar+ Makalesi
Push Square Makalesi
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