今朝、キプロスでマグニチュード5.7の大規模な地震が発生しました。
キプロス沖で連続地震発生:観測機関間で深さの推定に相違
編集者: Tetiana Martynovska 17
地中海、キプロス島南方の海域で、一連の地震活動が観測された。ヨーロッパ・地中海地震学センター(EMSC)の報告によると、最初の地震はマグニチュード5.2を記録し、現地時間11時31分に発生、震源の深さは21キロメートルと推定された。
一方、トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)は、マグニチュードは同程度としながらも、震源の深さを約15.5キロメートルと発表しており、主要な観測機関の間で深さの推定に若干の相違が見られる。この一連の揺れは、北キプロス全域に加え、トルコ本土のアンタルヤやアダナといった沿岸地域にも強く伝わり、広範囲の住民が地表の揺れを体感した。
最初の地震発生からわずか5分後の12時36分にはマグニチュード3.5の揺れが、さらにその5分後の12時41分にはマグニチュード4.8の揺れが、ほぼ同じ場所で連続して発生した。沿岸部からは激しい揺れが報告されたものの、現時点では公式な被害報告は確認されていない。当局は、住民に対し、AFADや地方自治体からの公式情報を注視し、警戒を怠らないよう呼びかけている。
この地域は、トルコ南部沿岸とキプロス島東岸の間に位置し、地質学的に活発な地震帯として知られている。今回の連続した揺れは、過去数ヶ月間にわたる地震活動の活発化という、より大きな地殻変動パターンの一部として捉えられている。この東地中海地域は、アナトリアプレート、アラビアプレート、アフリカプレートという三つの主要プレートの境界に位置しており、歴史的に大きな地震に見舞われてきた。例えば、2023年2月6日に発生したトルコ・シリア地震も、このプレート境界の活断層、特にキプロス弧といった構造と関連している。
トルコの報道機関は、海域地震の多くが広範囲にわたる甚大な被害には繋がりにくいと指摘しつつも、この地域の地殻活動が持続的に高いレベルにあることへの警鐘として受け止めるべきだと伝えている。今回の地殻の動きは、地球規模のエネルギー再配分プロセスの一環であり、地域社会の連携強化と今後の備えの重要性を改めて示唆している。
ソース元
marica.bg
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