インド国家高速道路庁(NHAI)、国道沿いに薬用樹木を植樹する「アローギャ・ヴァン」構想を始動

編集者: An goldy

インド国家高速道路庁(NHAI)は2026年4月8日(火)、新たな取り組みとして「アローギャ・ヴァン(Arogya Van)」構想の実施を発表しました。このプロジェクトは、国道沿いの空き地に薬用樹木を中心としたテーマ別の植樹エリアを創出することを目的としています。従来の緑化活動から大きく踏み出し、生物多様性の向上や地域野生動物の保護、そして沿道生態系の回復力強化を目指して、あえて薬用樹種を取り入れているのが特徴です。

初期段階では、マディヤ・プラデーシュ州、ハリヤナ州、タミル・ナードゥ州を含む11州の17区画を対象とし、約67,462本の薬用樹木を植える計画です。NHAIは、ニームやアムラなど、地域の気候に適した36の在来種を選定しており、これにより高い生存率を確保するとともに、アーユルヴェーダに代表されるインド伝統医学の普及とも足並みを揃えています。今回のフェーズでは、総面積62.8ヘクタールに及ぶ計17か所の敷地整備が予定されています。

「アローギャ・ヴァン」は、料金所や沿道施設、インターチェンジ付近など、人目に付きやすい場所に戦略的に配置されます。これは、インドが誇る豊かな薬草の伝統を伝える教育拠点として機能させ、一般市民の意識を最大限に高めることを狙いとしています。選定された樹種には、抗菌作用で知られるニームやビタミンCを豊富に含むアムラのほか、タマリンド、ジャムン、レモン、グーラル、マウルサリといった、それぞれ確かな薬効を持つ植物が含まれています。

「アローギャ・ヴァン」プロジェクトは、単なる美観重視の従来の植樹から、薬用植物の文化的・生態学的価値を重視した、テーマ性のある知識ベースのアプローチへの転換を意味しています。NHAIはまた、植樹後の生存率向上と長期的な持続可能性を確実にするため、来たるモンスーン期間に向けて約188ヘクタールの空き地を確保しました。インド政府のランドスケープ・植樹ガイドラインに準拠して実施されるこのプログラムは、生態系の回復と公教育を統合し、沿道生態学における在来種や薬用種の重要性を提示するものとなります。

5 ビュー

ソース元

  • Oneindia

  • ET Business Verticals

  • Gujarat Road Journey Travel

  • Oneindia

  • The Impressive Times

エラーや不正確な情報を見つけましたか?できるだけ早くコメントを考慮します。