新発見: Giza の Menkaure Pyramid の内部にある隠れ入口!
ザヒ・ハワス博士、クフ王ピラミッド内部で30メートルの通路と封印された扉を発見と発表
編集者: Tetiana Martynovska 17
著名なエジプト考古学者ザヒ・ハワス博士は、ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)内部で長さ30メートルの通路と、その先に封印された扉を発見したと発表した。ハワス博士はシャールジャ国際ブックフェア第44回会合においてこの発見を明らかにし、2026年に詳細を公表する意向を示している。
この30メートルの空間は、赤外線サーモグラフィー、3Dマッピング、ミューオンラジオグラフィーといった非侵襲的な先進的なスキャン技術を駆使して特定された。国際チームは遠隔操作のロボットシステムを用いて、これまで到達が不可能であった通路へのアクセスと清掃を実施した。ハワス博士は、この通路の先に何があるかについての憶測は現時点では避けているが、来年(2026年)にその内容を世界に公表する意向を表明した。この発見は、2017年にスキャンピラミッドプロジェクトが検出した「ビッグ・ボイド」に続く、ピラミッド内部の重要な構造解明となる。
ハワス博士は、この新たな通路の発見が、古代エジプトの建築家であり医師でもあったイムホテプの墓の発見に繋がる可能性を示唆した。イムホテプは、世界最古の石造りの記念碑的建造物であるジェセル王の階段ピラミッドを設計した人物として知られている。博士は、イムホテプの墓の発見はツタンカーメン王の墓の発見を超える考古学的偉業となり得ると述べ、その存在を示す証拠を保持していると断言した。イムホテプは後に神格化され、医学と癒やしの神として崇拝された歴史を持つ。
ピラミッドの発見と並行して、ハワス博士は2025年11月1日にギザのピラミッド群近傍でグランド・エジプシャン・ミュージアム(GEM)が開館したことにも言及した。GEMは単一の文明に特化した世界最大の考古学博物館であり、10万点以上の遺物を収蔵している。特に、ツタンカーメン王の墓から出土した全財宝コレクション5,398点が、1922年の発見以来初めて一箇所に集められ展示されている点が注目される。これには黄金のマスクや黄金の玉座などが含まれる。エジプト政府は、2024年に過去最高の1,570万人の観光客を記録した実績を基に、GEMの開館により2032年までに年間3,000万人の観光客誘致を目指している。ハワス博士は、GEMがその所蔵品、特にツタンカーメンの遺物の完全展示により、世界で最も偉大な博物館の一つであると評価している。
ソース元
The Debrief
Zahi Hawass leads virtual pyramid tour at SIBF 2025
Egyptologist hints at major discovery in Giza's Great Pyramid
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