教皇レオ14世、聖アウグスティヌスの価値観を称え聖アウグスティヌス・メダルを受章
編集者: Svetlana Velgush
2025年8月28日、教皇レオ14世は、聖トマス・オブ・ヴィラノヴァ・アウグスティヌス会から聖アウグスティヌス・メダルを授与されました。この栄誉は、教皇レオ14世がアウグスティヌス会の価値観である「傾聴」と「一致」を重視していることを示しています。
アメリカ出身初の教皇であるレオ14世は、ビデオメッセージを通じて、アウグスティヌス会のモットーである「真理、一致、愛(veritas, unitas, caritas)」が自身の教皇としての指針であることを強調しました。このメッセージは、フィラデルフィアに集まったアメリカのアウグスティヌス会士たちに向けて送られました。
教皇レオ14世、本名ロバート・フランシス・プレヴォストは、シカゴ出身で、1977年にヴィラノヴァ大学で数学の学士号を取得しました。その後、カトリック神学大学で神学修士号を取得し、1982年に司祭に叙階されました。さらにローマの教皇庁立聖トマス・アクィナス大学で教会法を学び、博士号を取得しています。ヴィラノヴァ大学からは2014年に人文学名誉博士号も授与されています。
教皇になる前は、アウグスティヌス会の総長を2度務め、ペルーのチクラーヨ教区長も歴任しました。聖アウグスティヌス・メダルは、聖アウグスティヌスの教えを体現する人物に毎年贈られる賞です。
教皇レオ14世はメッセージの中で、話す前にまず耳を傾けるというアウグスティヌス会の価値観が、平和と真理の追求に不可欠であると述べました。また、自身の教皇職における「真理、一致、愛」という原則が、アウグスティヌス会の精神と自身のビジョンを反映していると語りました。
この授与式は聖アウグスティヌスの祝日に行われました。教皇レオ14世は、バチカンに近いカステル・ガンドルフォで休暇中にビデオメッセージを収録しました。人々は、教皇レオ14世が決定を下す前に広く相談し、耳を傾ける人物であると評しています。彼の教皇としての歩みは、聖アウグスティヌスの教えと価値観に深く根ざしており、聴衆に希望と調和のメッセージを伝えています。
アウグスティヌス会は、1796年にアメリカで最初の修道院を設立して以来、教育、地域社会への奉仕、そして真理の探求を通じて、キリスト教の理想を広めることに尽力してきました。
ソース元
Daily Mail Online
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