2025年8月1日、SpaceXはNASAのCrew-11ミッションをケネディ宇宙センターから打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう4人の宇宙飛行士を乗せました。クルーは、NASAのゼナ・カードマン、マイク・フィンク、JAXAの油井亀美也、ロシアのオレグ・プラトノフで構成されています。
打ち上げは天候不良により1日延期され、8月1日午前11時43分(東部夏時間)に成功裏に行われました。クルーは約15時間の飛行後、ISSにドッキングしました。
このミッションは、NASAとロシアの宇宙機関ロスコスモスの指導者が2018年以来初めて対面で会談する機会ともなりました。会談では、ISSの運用継続や月面探査に関する協力が議題となりました。
Crew-11ミッションは、NASAの商業乗員プログラムの一環として、ISSへの定期的な乗員輸送を継続する重要な役割を果たしています。