サセックス公爵夫人メーガン・マークル、Amazon MGM制作のコメディ映画で8年ぶりに女優業に復帰

サセックス公爵夫人メーガン・マークルが、8年間のブランクを経て、ついに大規模な映像プロジェクトで女優業を再開することが明らかになりました。彼女の復帰作となるのは、Amazon MGMスタジオが制作するコメディ映画『クローズ・パーソナル・フレンズ（Close Personal Friends）』です。関係者筋の情報によると、マークル夫人はこの作品でカメオ出演を果たし、なんと「本人役」を演じる予定だということです。これは、彼女が公爵夫人となって以来、初めての本格的なスクリーン復帰となります。

公爵夫人が演技活動から離れていたこの8年間の休止期間は、主に家族との生活と、精力的な慈善活動に捧げられてきました。彼女が最後に主要な役を演じ、画面に登場したのは、人気ドラマシリーズ『SUITS/スーツ』の撮影を完了した2017年のことです。待望の新作映画の撮影は、2025年9月下旬に開始され、具体的な日程としては2025年11月5日から本格的に進行しています。撮影地は、カリフォルニア州パサデナをはじめとする米国内の場所と、英国ロンドンにまたがって行われています。

この『クローズ・パーソナル・フレンズ』には、豪華な俳優陣が名を連ねています。共演者として参加するのは、ブリー・ラーソン、リリー・コリンズ、ジャック・クエイド、そしてヘンリー・ゴールディングといった著名な面々です。ジェイソン・オーリーが監督を務める本作のプロットについては、興味深い憶測が流れています。物語は、あるカップルがサンタバーバラへの旅行中に有名なカップルと出会うという筋書きが噂されており、これはマークル夫妻が居を構えるモンテシトでの実際の生活を明らかに意識した設定であると考えられています。

業界のアナリストたちは、今回の出演を公爵夫人によるハリウッドへの「ソフトな復帰」として捉えています。彼女には数多くの出演オファーが寄せられていたものの、創造的な活動を再開するにあたり、このプロジェクトが最も適していると判断したようです。夫であるプリンス・ハリーも、妻の決断を全面的に支持していると報じられています。映画のプレミア公開は2026年に予定されていますが、現時点では正確な日付はまだ公表されていません。この復帰は、彼女の今後のキャリア展開において重要な一歩となるでしょう。