女優ジェシカ・アルバ、プロデューサーのキャッシュ・ウォーレンとの17年近い結婚生活に終止符—2025年2月に離婚申請

女優ジェシカ・アルバは、映画プロデューサーのキャッシュ・ウォーレンとの約17年間にわたる夫婦関係を解消するため、2025年2月に正式に離婚書類を提出しました。この手続きは、夫婦が2025年1月に別居の共同声明を発表した後に続くものでしたが、二人の関係における危機説は2024年12月下旬からすでに広まっていました。

2025年2月7日、アルバの代理人弁護士を通じて裁判所に提出された文書によると、離婚の根拠は「和解しがたい不和」とされています。西側のメディア報道によれば、夫婦が実際に共同生活を終えた日は2024年12月27日と特定されています。公式な訴訟が起こされる以前、アルバは2025年1月上旬にロサンゼルスで開催されたゴールデングローブ賞のアフターパーティーなど、公の場において結婚指輪を外している姿が繰り返し目撃されていました。それにもかかわらず、この直前の感謝祭の時期には、メキシコのプエルト・バジャルタで家族と共に過ごしており、表向きは円満な様子を保っていました。

映画『シン・シティ』や『ファンタスティック・フォー』といった作品で知られるジェシカ・アルバは、二人の間に生まれた3人の子供たち、オナー・マリー、ヘイヴン・ガーナー、そしてヘイズについて、共同の身体的および法的親権を求めています。両親は、子供たちの福祉が彼らにとって最も高い優先事項であると強調し、協力的な育児（コオペラティブ・ペアレンティング）の原則を堅持していくことを公に表明しています。

アルバとウォーレンのロマンスは、2004年に映画『ファンタスティック・フォー』の撮影現場で始まりました。当時、1979年1月10日生まれのキャッシュ・ウォーレンは、監督のアシスタントとして働いていました。彼は俳優マイケル・ウォーレンの息子であり、『メイド・イン・アメリカ』や『イン・ザ・ブラッド』などのプロデューサーとしても活躍しています。二人は2008年5月に結婚式を挙げました。彼らの子供たちは、2008年に長女オナー、2011年に次女ヘイヴン、そして2017年12月31日に長男ヘイズが誕生しています。

長きにわたる結婚生活でしたが、アルバは以前のインタビューで、夫婦が時間とともに単なる「ルームメイト」になってしまうリスクなど、関係における困難に直面していたことを示唆していました。今回の破局は、アメリカ映画界における二人の著名人の人生において重要な段階の終焉を告げるものですが、今後は子供たちの共同養育に焦点を当てた新たな章が始まります。