ドーハのイスラム美術館(MIA)は、「食卓を囲んで:イスラム世界における食事と饗宴」を開催しています。この展覧会は、イスラムの料理の伝統を多感覚的に探求するものです。
ロサンゼルス郡立美術館(LACMA)との共同開催であるこの展覧会は、7世紀から今日までの食文化とアイデンティティへの影響を検証しています。オスマン料理やムガール時代の壺など、100点以上の品々が展示されています。
展覧会は5つのセクションに分かれています。伝統的なレシピを再現するシェフのビデオインスタレーションが含まれています。宮廷作法や宗教的な集まりにおける料理の役割を探求しています。
ハイライトには、オスマン・トルコからの16世紀のイズニク皿や、19世紀インドからのダイヤモンドがちりばめられたムガール壺などがあります。また、ティムール朝のジャグやホラーサーンの大釜も展示されています。