コロンボの「シティ・オブ・ドリームズ」に、新たな高級ダイニングと文化体験の目的地として「シナモンライフ」がオープンしました。この複合施設には、日本食の「ヨロコ」、インド料理の「インディヤ」、アメリカンスタイルのステーキを提供する「ステイトン・バー&グリル」など、個性豊かな12のレストランとバーが集結しています。
さらに、フランス料理の「ビストロ・デ・マレー」や広東料理の「サファイア・ドラゴン」も楽しめます。ドリンクでは、「フラックス」で海の景色を眺めながらカクテルを、「ドリームス&ビーツ」ではアウトドアバーとプールサイドでリラックスした時間を過ごせます。「クラウド・ワイン」では厳選されたワインを、「ゲイツ」ではクラシックカクテルを提供しています。
食事だけでなく、シナモンライフはスリランカのアーティストによる1,000点以上の芸術作品を展示し、文化的な没入感を提供します。また、スリランカ・デザイン・フェスティバル(SLDF)やメルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク・スリランカ(MBFW)といったイベントの開催も予定されており、コロンボをクリエイティブなハブとして位置づけることを目指しています。
SLDFは2009年にデザイン・アカデミー(AOD)によって構想され、スリランカのデザインイニシアチブを支援するグローバルプラットフォームとして設立されました。過去15年間で、SLDFはスリランカを南アジアのクリエイティブハブとして確立することに貢献してきました。MBFWはスリランカ初の国際ファッションウィークとして、国内のファッションとアパレル産業を紹介するプラットフォームとなっています。AODとDIMOのパートナーシップにより、MBFWは南アジアのファッションシーンにおける重要なイベントとなっています。
シナモンライフは、単なる宿泊施設やレストランの集合体ではなく、スリランカの豊かな文化遺産と現代的な創造性を融合させる空間です。アート、食、ファッションが交差するこの場所は、訪れる人々にインスピレーションと新たな視点を提供し、コロンボの都市景観に新たな活気をもたらしています。この統合された体験は、スリランカのクリエイティブ産業の成長を促進し、国際的な舞台でのその地位を高めることを目指しています。