調教師ミハイル・エルマコフと「ドッグ・アカデミー」、ルーマニアのオーディション番組でゴールデン・バズを獲得

編集者: Katerina S.

フランスを拠点に活動する調教師ミハイル・エルマコフが、ルーマニアの人気オーディション番組「Românii au talent」に出演し、審査員のアンドラから「ゴールデン・バズ(Golden Buzz)」を獲得するという快挙を成し遂げました。2026年2月6日に放送された番組の第3回において、彼は「エルマコフ・ドッグ・アカデミー(Ermakov Dog Academy)」と題したパフォーマンスを披露。この最高評価により、アーティストとしての実力が認められ、準決勝への進出が自動的に決定しました。

ステージ上では、教室を模したセットの中で犬たちが生徒として机に座るという、非常に独創的な光景が繰り広げられました。犬たちは算数の問題を解いたり、黒板の文字を消したりといった高度なスキルを次々と披露し、会場は即座に総立ちの拍手(スタンディングオベーション)に包まれました。審査員の歌手アンドラは、これほど完璧に構成されたアニマルショーは見たことがないと深く感動し、迷わずゴールデン・バズのボタンを押しました。また、同じく審査員のミハイ・ボボネテは、これは単なる訓練の域を超えた「犬の知性」の現れであると絶賛しました。

出演当時37歳のミハイル・エルマコフは、100年以上の歴史を持つサーカス一家の正統な後継者です。彼が披露したこの演目は、もともと彼の祖父が路上から保護した犬たちを救うために考案したプログラムが基礎となっています。この伝統は祖父から父へ、そしてミハイルへと三代にわたって大切に受け継がれてきました。なお、ミハイル自身はサッカーボールのジャグリングにおいてギネス世界記録を保持している多才なアーティストでもあります。

エルマコフの活動の根底には、行き場のない動物たちに「セカンドチャンス」を与えるという強い信念があります。パフォーマンスに参加している犬の中には、シェルターや路上から救い出された個体も含まれており、保護犬であっても適切な環境があれば家族や友人を見つけ、才能を開花させることができるというメッセージが込められています。また、彼は犬との共演以外にも、妻と共にアーティスティック・サイクリングの演目もこなしています。彼の「ドッグ・アカデミー」はこれまでにも、ブダペスト・サーカス・フェスティバルやフランスのテレビ番組「Le plus grand cabaret du monde」など、国際的な舞台で高い評価を得てきました。

ミハイルは、わずか4〜5歳の頃から犬の真似をして芸を覚えるなど、幼少期からキャリアをスタートさせていました。現在も、かつて父と共に働いていた犬たちと一緒にステージに立つことがあり、動物との深い絆を大切にしています。彼は今回のゴールデン・バズ獲得について、自分一人の功績ではなく、何世代にもわたって積み重ねてきた一族の努力が結実した瞬間であると語り、伝統の重みと喜びを噛み締めていました。

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ソース元

  • Romania Insider

  • Informat.ro

  • InfoMusic

  • Libertatea

  • News.ro

  • PRO TV

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