ソルボンヌ大学アブダビ校、2026年を「AIの年」と宣言、批判的思考との両立を推進

編集者: Olga Samsonova

ソルボンヌ大学アブダビ校(SUAD)は、2026年を「AIの年」として公式に宣言し、「AIを選べ、批判的思考を選べ」というスローガンの下、人工知能(AI)の教育への統合と、人間の基礎能力の育成を両立させる戦略的方針を打ち出した。

この取り組みは、2026年1月21日および22日にSUADキャンパスで開催された国際的なMARIS-AIシンポジウム(海洋AIとロボティクスによるイノベーションと持続可能性:海洋生物多様性保全のための知能の進歩)の閉会を受けて発表された。このシンポジウムは、AIとロボティクスが海洋科学、持続可能性、環境保護にもたらす変革を示す場となった。

2024年後半からSUADの学長を務めるナタリー・マルティアル=ブラズ教授は、フランスの学術的伝統とUAEの研究加速への意欲を融合させた「テクノ・ヒューマニスト」のビジョンを強調している。彼女の教育目標は、学生がAIを学習強化のツールとして使いこなす能力と、厳密な推論能力や倫理的判断力を維持することにある。SUADは2019年にソルボンヌAIセンター(SCAI)をパリとアブダビに設立しており、AIを積極的に活用する大学としての姿勢を以前から示していた。

「AIの年」の活動は年間を通じて展開され、4月には「健康と精密医療:過小評価されている集団のために」をテーマとしたAI SUADサミット2026が予定されている。また、フランス語を母国語としない学習者(FLE)部門が開発した言語練習用NORAチャットボットの活用など、実践的な統合事例も示されている。これらの教育へのAI統合は、2031年までにUAEをAI分野で世界的なリーダーとすることを目指すUAE国家AI戦略2031の目標と整合している。

マルティアル=ブラズ学長は、AIを単なるブラックボックスではなく、責任ある情報に基づいた意思決定を強化するツールへと変えることを目指していると述べている。彼女の指導哲学は、知識伝達だけでなく、批判的思考と人間の推論を優先する姿勢に根ざしており、学生がAIに取って代わられるのではなく、学習を増強する洗練されたツールとして活用できるよう力を与えることを目的としている。さらにSUADは、モハメド・ビン・ザイード人工知能大学(MBZUAI)とも戦略的学術提携を結び、AIの研究、教育、倫理における協力を強化している。

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  • Sorbonne University Abu Dhabi

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