イタリア、ランペドゥーサ島 – 2025年7月7日。国連難民高等弁務官フィリッポ・グランディ氏は、地中海における移民受け入れの重要な役割を担うランペドゥーサ島への象徴的な訪問をもって、その任期を終えることになります。
グランディ氏は、7月10日(水)にUNHCRの代表団の一員としてペラギ諸島を訪問する予定です。この訪問は、効果的かつ人道的に移民の流れを管理するための国際協力の必要性を強調するものであり、シチリア地方の、人道的受け入れ分野における努力を高く評価するものでもあります。
シチリア地方知事レナート・シファニ氏は、このグランディ氏の訪問を「シチリアの貢献に対する評価」と述べ、激しい移民状況下で活動する地元の医療・救助サービスの重要な役割を強調しました。日本においても、国際社会の一員として、難民問題への理解を深め、積極的に貢献していくことが求められています。