ポーランド人宇宙飛行士が宇宙にピエロギを紹介：食文化の新たな一歩

2025年6月25日、ポーランドの宇宙飛行士スワヴォシュ・ウズナンスキ＝ヴィシニェフスキ氏は、米国のペギー・ウィットソン氏、インドのシュブハンシュ・シュクラ氏、ハンガリーのティボール・カプ氏とともに、Axiom Space社のAxiom Mission 4（Ax-4）として国際宇宙ステーション（ISS）に向けて打ち上げられました。

ウズナンスキ＝ヴィシニェフスキ氏は、ポーランドの伝統的な料理であるピエロギを宇宙に持参しました。これらのピエロギは、ポーランドの家族経営の企業と協力して開発されたフリーズドライ製品で、宇宙での食事に適した軽量で長期保存可能な形態に加工されています。

ISSでの滞在中、ウズナンスキ＝ヴィシニェフスキ氏は、宇宙から地球を眺めると、国境や国々は見えず、非常に薄い大気を持つ美しい惑星が広がっていると述べました。

Ax-4ミッションは、2025年7月15日にISSから帰還し、太平洋上に着水して終了しました。このミッションは、ポーランド、インド、ハンガリーの宇宙探査における新たな一歩を象徴しています。