XREAL 1Sは、目の前に500インチのスクリーンを再現できる、解像度1200pの2つのディスプレイを搭載した新しいARグラスです。
XREAL、CES 2026でReal 3D機能を搭載したARグラス「1S」を発表
編集者: Tetiana Pin
サンフランシスコに拠点を置くXREAL社は、ラスベガスで開催されたCES 2026において、待望の新型拡張現実(AR)グラス「XREAL 1S」の正式発表を行いました。このモデルは、2024年に初めてお披露目されたXREAL Oneシリーズのミッドサイクルアップデートとして位置づけられています。同社は、特許取得済みの光学技術と軽量化された設計を通じて、AR技術のさらなる普及を目指すという方針を堅持しています。
XREAL 1Sの心臓部には、ソニー製のマイクロOLEDディスプレイが搭載されています。このディスプレイは、従来の1080pから解像度が向上し、1200pを実現しながらも、アスペクト比は16:10を維持しています。最大輝度は700ニトに達し、これはベースモデルのXREAL Oneよりも100ニト高い数値です。デバイスは最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、ユーザーは最大500インチ相当の仮想スクリーンでコンテンツを体験可能です。特筆すべきは、本製品がスタンドアロン型ではなく、USB Type-Cポートを介して外部ソースへの接続が必須である点です。本体重量はわずか82グラムに抑えられており、オーディオ面では、テンプル(つる)部分にノイズキャンセリング機能を備えたBose製スピーカーが組み込まれています。
XREAL 1Sの最も注目すべき進化点は、「Real 3D」機能の導入です。これは、世界初となる空間コンピューティング専用のコプロセッサ「XREAL X1」チップを統合することで実現されました。この革新的なチップにより、映画、ゲーム、写真といった標準的な2Dコンテンツをリアルタイムで三次元(3D)形式に変換することが可能になります。興味深いことに、この3D変換機能は、1Sのリリースと同時に、ソフトウェアアップデートを通じて既存のXREAL One Proユーザーにも提供されることになりました。
XREAL 1Sは、先行モデルよりも低価格な449米ドルで既に予約注文が開始されています。これと並行して、同社はアクセサリー「XREAL Neo」も発表しました。これは、10,000mAhの大容量バッテリーとDisplayPortアダプターを兼ね備えたハイブリッドハブです。価格は99米ドルで、Nintendo Switchのような携帯型ゲーム機に完全な互換性と電力を供給し、純正のドッキングステーションが不要になります。Neoは最大40Wの急速充電に対応し、本体への充電は最大60Wで行うことが可能です。
XREALは、AR体験の質を高めると同時に、そのアクセシビリティを追求し続けています。XREAL 1Sの登場は、高性能化と軽量化を両立させつつ、特に3D変換という付加価値を提供することで、一般消費者へのAR技術の浸透を加速させる意図が見て取れます。CES 2026における発表は、AR市場における同社の存在感を一層強固なものとしました。
ソース元
Punto Informatico
Mashable
Engadget
Glass Almanac
CeoTech
CNET
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