HMD Global、フィーチャーフォン依存脱却へスマートウォッチとDUBオーディオ製品群を発表
編集者: Tetiana Pin
北欧の製造業者であるHMD Globalは、従来の主力事業であったフィーチャーフォンへの依存度を低減させる戦略的転換を明確にし、スマートデバイスのエコシステムを大幅に拡大した。この展開の一環として、同社は初のスマートウォッチラインナップであるHMD Watch X1とP1を発表するとともに、DUBシリーズから6種類の新しいヘッドフォンを市場に投入した。この動きは、ハードウェアの多様化を通じて競争の激しいウェアラブル市場へ積極的に参入する同社の意図を裏付けている。
プレミアムモデルのHMD Watch X1は、1.43インチの円形AMOLEDディスプレイを搭載し、最大輝度は600ニトに達する。このデバイスは常時表示機能、IP68の防水・防塵性能、最大5日間のバッテリー持続時間を実現し、4種類の仕上げで提供される。対照的に、HMD Watch P1は正方形のデザインを採用し、1.83インチのAMOLEDスクリーンで550ニトの輝度を備え、4日間の動作が可能である。P1はIP67の耐性評価を持ち、物理的なサイドボタンを装備している。
両モデルのスマートウォッチは、低消費電力を念頭に設計されたHMD独自のRTOSオペレーティングシステムで動作する。共通機能には、Bluetooth通話サポート、通知の読み上げ機能、心拍数、血中酸素飽和度、睡眠、ストレスのモニタリングが含まれる。特筆すべきは、両機種が最大700種類ものスポーツアクティビティの追跡能力を有し、それぞれ専用の磁気充電器を使用する点である。RTOSの採用は、特にミッドレンジセグメントにおいてバッテリー効率を差別化要因とする狙いがあると見られる。
オーディオ製品群であるDUBファミリーは、フラッグシップのDub X50 ProとP70を含む6モデルで構成されている。Dub X50 Proは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能、Hi-Fiサウンド、合計60時間のバッテリー持続時間、クアッドマイクを搭載している。その他のモデルには、ANCを搭載し合計45時間のバッテリーを持つP70、環境ノイズキャンセリング(ENC)と合計35時間のバッテリーを持つS60、そしてENC搭載のP60が含まれる。ANC非搭載時で合計70時間のバッテリー寿命を謳うDub X50もラインナップに含まれている。
この製品群の同時投入は、HMD Globalが従来のフィーチャーフォン事業から脱却し、製品ポートフォリオを多角化する戦略的意図を明確に示している。過去にはNokiaブランドで携帯電話を展開していたHMD Globalが、ミッドレンジスマートフォンに注力する戦略をとっていた。今回のスマートウォッチと包括的なオーディオラインナップの投入は、AMOLEDスクリーンやIP等級といった仕様を通じて、既存のブランドと競合する意欲を示しており、同社がライフスタイルテクノロジー企業へと進化する過程における重要なマイルストーンとして位置づけられる。
ソース元
LaSexta
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