GAYA ONE | 世界のリズム — 地球が奏でる現代の響き(第6号)

作者: Inna Horoshkina One

Doja Cat - Stranger (公式ビデオ)

「Move Afrika」プロジェクトとDoja Catによる取り組みは、単なるキガリやプレトリアでのコンサート開催に留まりません。このイニシアチブは、アフリカ大陸全体における音楽インフラの再構築を目指しており、持続可能な巡業モデルを確立しようとしています。

BLACKPINK - WORLD TOUR [DEADLINE] IN TOKYO 舞台裏

このプロジェクトでは、具体的に以下の要素を重視して展開されています。

DBN GOGO Amapiano DJ Set DESCENDANTS から生放送 Johannesburg, South Africa

  • 現地の制作チームの育成と技術向上
  • 将来のアーティストが利用できる持続可能なツアー・ルートの整備
  • ローカルな音楽シーンへの直接的な投資
  • 単発のイベントではなく、毎年継続されるシリーズ公演の確立

この動きが世界の響きに何をもたらしたのでしょうか。それは、アフリカが外部からの招待を待つ受動的な立場を脱し、自律的なコンサート・エコシステムを自ら形成し始めたことを意味しています。

次に、ナイジェリア出身のアーティスト、Remaの驚異的な記録に注目しましょう。彼のアルバム『Rave & Roses』は、Billboardのグローバル・アルバム・チャートにおいて170週連続でランクインし続けています。

これは一時的な流行や一過性のヒットではありません。アフロビーツ(Afrobeats)が、世界の音楽シーンにおける永続的な中心軸として完全に定着したことを証明する出来事です。

アフリカン・ポップはもはや特定の地域に限定された「ジャンル」という枠組みを超え、現代の音楽シーンにおける主要な共通言語へと進化を遂げました。

また、南アフリカのDJ、DBN Gogoは、2026年4月4日の深夜から翌5日の深夜にかけて、24時間ノンストップのセットを披露することを発表しました。

この挑戦は単なるDJイベントの枠を超えたものです。シーン全体の忍耐力を試す試練であると同時に、アマピアノ(Amapiano)というジャンルにおける女性リーダーシップの力強い象徴となっています。

電子音楽はもはやクラブという閉鎖的な空間を飛び出し、時間そのものを支配する壮大なスケールのイベントへと姿を変えつつあります。

デジタル空間での圧倒的な存在感を示すのがBLACKPINKです。彼女たちのYouTubeチャンネル登録者数は9,930万人に達し、総視聴回数は407億回という驚異的な数字を記録しています。

YouTubeというプラットフォームは、今や物理的なスタジアムに匹敵する、あるいはそれを凌駕する巨大なステージとなりました。2月27日には、待望のミニアルバム『DEADLINE』のリリースも控えています。

音楽はもはや単なる娯楽ではなく、完全にデジタル・インフラの一部として機能するようになったのです。

アメリカでは、EDC Las Vegasが2026年5月15日から17日にかけて、記念すべき30周年を迎えます。この節目を祝うため、ラスベガス・ストリップでは無料の「World Party Parade」が開催される予定です。

このパレードは、フェスティバルをサーキットという限定された会場から解放し、都市の公共空間へと拡張させる試みです。音楽はもはや「会場の中」にあるものではなく、都市の構造そのものに溶け込む要素となっています。

これらの出来事は、現代において音楽が単なるリリースの積み重ねではないことを示しています。音楽は今や、社会や都市、そしてデジタル世界を繋ぐ一つの巨大なシステムへと変貌を遂げたのです。

4 ビュー
エラーや不正確な情報を見つけましたか?できるだけ早くコメントを考慮します。