俳優のキアヌ・リーブス（61歳）とアーティストのアレクサンドラ・グラント（52歳）が、2025年初頭にヨーロッパで極秘に結婚式を挙げたという報道が浮上しています。親しい友人や家族のみが出席したとされるこの親密なセレモニーは、二人が長年の交際を経て、新たな人生の章を開いたことを示唆しています。
二人の関係は2009年に共通の友人を通じて始まり、2011年にはキアヌのピクチャーブック「Ode to Happiness」でアレクサンドラがイラストを担当したことをきっかけに、創作活動でのコラボレーションを深めていきました。その後も2016年のアートブック「Shadows」で共に作品を発表し、2017年にはアート関連の出版社「X Artists' Books」を共同設立するなど、芸術的な感性を共有しながら絆を育んできました。2019年に二人が手をつないでレッドカーペットに登場したことで、その交際が公に知られるようになりましたが、友人によれば、二人の関係は公にされる前から数年間続いていたとのことです。
アレクサンドラ・グラントは、言語やテキストをテーマにした絵画、ドローイング、彫刻、ビデオなど多岐にわたるメディアで活動するビジュアルアーティストです。オハイオ州出身で、スワースモア大学で歴史と美術を学び、カリフォルニア芸術大学で絵画とドローイングの修士号を取得しています。彼女はまた、慈善活動にも熱心で、自身の「GrantLoveプロジェクト」を通じてアート関連の非営利団体を支援しています。多言語に堪能で、幼少期をヨーロッパや中東で過ごした経験も持つ彼女は、国際的な視野を持っています。
キアヌ・リーブスは、過去に女優ジェニファー・サイムとの悲劇的な経験を乗り越え、長らく公の場での恋愛について多くを語ることはありませんでした。しかし、アレクサンドラとの関係は、関係者によると「キアヌのこれまでの恋愛関係の中で最も明るくてポジティブ」と評されており、彼女の穏やかなサポートがキアヌの人生に良い影響を与えているようです。二人は公の場への露出を控え、プライベートを大切にする姿勢を見せていますが、2024年7月にはドイツで開催されたMotoGPを共に観戦する姿がキャッチされるなど、変わらぬ愛情を示しています。
最近では、アレクサンドラが左手の薬指に複数のゴールドの指輪を着用している姿が目撃され、極秘結婚説が囁かれています。この控えめな結婚の形は、二人が公の注目を避け、個人的な瞬間を大切にしたいという意向を反映しているのかもしれません。二人の今後の動向が注目されます。