Netflixで配信中のアニメーション映画「K-POPデモンハンターズ」が、配信開始からわずか67日で2億3600万回再生を記録し、Netflix史上最も視聴された映画となりました。この記録は、これまでの記録保持者であった「レッド・ノーティス」を上回るものです。
本作は6月20日の配信開始以来、驚異的な人気を博し、10週連続でトップ10入りを果たしています。さらに、8月23日から24日にかけて劇場公開された特別シングアロングバージョンは、1,700館で1800万ドルから2000万ドルの興行収入を上げ、週末の興行収入で「ウェポンズ」を上回る快挙を達成しました。
サウンドトラックも歴史的な成功を収めており、EJAE、Audrey Nuna、Rei Amiが参加した楽曲「ゴールデン」は、アメリカ合衆国や韓国を含む14カ国でチャート1位を獲得しました。ビルボードの「ホット100」チャートでは、サウンドトラックから4曲が同時にトップ10入りするという、チャート史上初の快挙を成し遂げました。これは1978年の「サタデー・ナイト・フィーバー」以来の快挙であり、サウンドトラックとしては史上5番目の記録となります。
「K-POPデモンハンターズ」は、悪魔ハンターとしての秘密の顔を持つK-POPガールズグループ「Huntr/x」の活躍を描いています。悪魔に姿を変えたライバルボーイズグループ「Saja Boys」との対決というユニークな設定、パワフルな音楽、魅力的なビジュアルが世界中の視聴者を魅了しました。批評家からも高い評価を受けており、Rotten Tomatoesでは批評家から97%、観客から91%という高評価を得ています。
この映画の成功は、ストリーミング記録だけでなく、劇場公開での成功も相まって、Netflixが映画業界で新たな道を切り開いていることを示唆しています。また、サウンドトラックの音楽チャートでの歴史的な活躍は、K-POPのグローバルな影響力の高まりを証明しています。この作品は、文化的な境界を超え、多様な層の観客に感動と興奮を与え続けており、今後のフランチャイズ展開にも期待が寄せられています。