アメリカの映画監督ジュリアン・シュナーベル氏が、2025年8月27日から9月6日にかけて開催される第82回ヴェネツィア国際映画祭で、最新作『In The Hand Of Dante』を発表することが決定しました。
シュナーベル監督は、これまで『At Eternity's Gate』や『Basquiat』などの作品で知られています。今回の映画祭では、彼のキャリアを称える「Cartier Glory to the Filmmaker Award」を受賞する予定です。
『In The Hand Of Dante』は、ニック・トスチェスの小説を原作としたドラマで、14世紀のイタリアと2001年のニューヨークを舞台に、ダンテ・アリギエーリの手書きの『神曲』の写本が、神父からニューヨークのマフィアのボスへと渡り、最終的に作家ニック・トスチェスの元に届く物語です。
主演にはオスカー・アイザック氏がキャスティングされ、他にもガル・ガドット氏、ジェイソン・モモア氏、ジェラルド・バトラー氏、アル・パチーノ氏、ジョン・マルコヴィッチ氏、マーティン・スコセッシ氏など、豪華なキャストが揃っています。
シュナーベル監督は、イタリアの芸術と文化への深い敬意を表し、この作品がイタリアの芸術家たちへの感謝の気持ちを込めたものだと語っています。
ヴェネツィア映画祭は、世界的に権威のある映画祭の一つであり、シュナーベル監督の新作がどのような評価を受けるのか、映画ファンの間で大きな注目を集めています。