イタリアを代表する映画監督、パオロ・ソレンティーノ氏の新作『La Grazia』が、第82回ヴェネツィア国際映画祭で世界初公開されることが決定しました。映画祭は2025年8月27日から9月6日にかけて開催される予定です。ソレンティーノ監督にとっては、2001年のデビュー作以来、久しぶりの同映画祭への参加となります。
『La Grazia』は、ソレンティーノ監督が脚本・監督を務めるイタリアを舞台にしたラブストーリーです。主演は、名優トニ・セルヴィッロ氏が務めます。2025年春に制作が開始されました。
国際配給権は、イタリアを除く地域において、MUBIが獲得しました。北米、ラテンアメリカ、イギリスなどでの配信を予定しています。その他の地域については、The Match Factoryが配給を担当します。
ソレンティーノ監督は、その詩的な作風で知られ、『グレート・ビューティー/追憶の美』でアカデミー賞を受賞しています。ヴェネツィア国際映画祭は、世界的に権威ある映画祭であり、今年はアレクサンダー・ペイン氏が審査委員長を務めます。
『La Grazia』のヴェネツィア映画祭でのプレミア上映は、非常に注目を集めています。同映画祭は、優れた映画作品を世界に紹介することで知られており、『La Grazia』も2025年の映画祭のハイライトとなることが期待されています。映画ファンだけでなく、多くの映画関係者もその公開を心待ちにしていることでしょう。