エディンバラ国際映画祭(EIFF)は、2025年8月14日から20日まで開催されます。第78回目となる今年の映画祭では、スコットランド、イギリス、アメリカ、カナダ、スペイン、ギリシャ、デンマーク、クロアチア、フランス、トルコ、オーストラリア、ブラジル、日本など、世界各国からの新進気鋭の映画製作者による作品が紹介されます。
映画祭のプログラムには、43本の新作長編映画が含まれ、そのうち18本が世界初公開となります。特に注目すべきは、「ショーン・コネリー賞」のために選ばれた10本の長編映画で、観客投票によって受賞者が決定されます。
特別企画として、6本のレトロスペクティブ上映が行われます。これらの上映では、過去の名作や特定の監督の作品が特集され、映画史の重要な作品を再評価する機会を提供します。
また、映画祭期間中には、著名な映画製作者との「イン・コンバーセーション」イベントも開催されます。これらのイベントでは、映画製作の舞台裏や業界の最新動向についての洞察が得られます。
さらに、映画祭の一部として、スリリングなジャンル映画を集めた「ミッドナイト・マッドネス」セクションも復活します。ここでは、ホラーやサスペンスなど、多彩なジャンルの作品が深夜に上映され、映画ファンに新たな体験を提供します。
会場としては、リニューアルオープンしたフィルムハウスやカメオ・シネマ、ビュー・オムニ、モンキー・バレル・コメディ、そしてスコットランド国立美術館のホーソーンデン劇場などが使用され、エディンバラの中心部で映画祭が展開されます。
エディンバラ国際映画祭は、映画を通じて創造性と人間のつながりを祝う一週間を提供し、観客に多様な映画体験を提供します。