2025年6月、中国四川省叙永県で、第4回全国文化財調査中に、明代の河川管理官僚である曹公の祖先廟が発見されました。
歴史的記録にはあったものの、これまで発見されていなかったこの廟は、考古学者の劉欣とそのチームによって発見されました。廟には、明代の官僚衣装を着た男性と女性の2体の像と、曹震の功績を称える部分的に保存された詩が刻まれた石碑が含まれています。
廟の建設は1550年、四川省知事の命令で始まり、7年後に官僚の功績を称えて完成しました。この発見は、明代の歴史と文化を研究するための重要な資料を提供し、この地域が貿易と文化的なつながりにおいて重要であったことを示しています。
地元当局は、研究を継続し、この廟を重要な文化財として保存する予定です。この発見は、叙永県の他の文化遺産にも注目を集めています。