ブラジルのエスピリトサント州リニャレスで、大西洋岸森林に固有の3つの新種の植物が確認されました。これらの種のうち、ヴァーレ自然保護区内で発見された2種は、クズウコン科に属します。それらはSaranthe rufopilosa F.Fraga & J.M.A.BragaとCtenanthe brevibractea F.Fraga & J.M.A.Bragaと名付けられました。
これらの種の特定には20年を要し、クズウコン科の他の種との区別を確認するための詳細なスクリーニングが含まれていました。2025年1月、リオデジャネイロ植物園の研究者らは、これらの種を解説する科学論文を学術誌Phytotaxaに発表しました。
保護区の近くで発見された3番目の種は、ナスやトマトなどの植物を含むナス属のものです。この植物の標本は2つしか収集されておらず、収集の間には200年の隔たりがあります。自然史博物館(ロンドン)、UFMG、UFPBの研究者らは、この植物をSolanum phrixothrix Gouvêa & S.Knappと名付け、2025年3月に学術誌PhytoKeysで発表しました。