コロンビア、ネモコン塩鉱山:映画『33』の舞台となった地下世界

編集者: Tetiana Martynovska 17

Nemocon Colombia の塩鉱山

コロンビアは、その多様な景観に加え、大規模な映像作品のロケ地としても注目を集めている。首都ボゴタ近郊のネモコン市に位置するネモコン塩鉱山は、500年以上の歴史を誇り、ハリウッド映画『33』の撮影場所として利用された経緯を持つ。

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この映画は、2010年にチリで発生した鉱山労働者23名が閉じ込められた劇的な出来事を再現したものであり、その閉塞感と緊張感を表現するために、コロンビアのこの鉱山が選ばれた。映画『33』の撮影は2013年後半から2014年初頭にかけて実施され、主演のアントニオ・バンデラスとマリオ・カサスの演技が記録された。現在に至るまで、バンデラスのサインが鉱山内に残されていることが確認されている。

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ネモコン塩鉱山は、ボゴタから北へ約50キロメートルから80キロメートルの距離に位置し、クンディナマルカ県のサバナ・セントロ県に属している。この鉱山は13世紀から操業していたという説もあり、19世紀と20世紀に大規模な開発が行われた歴史を持つ。また、1801年にはドイツの科学者アレクサンダー・フォン・フンボルトがボゴタのサバナの塩田を訪れ、ネモコンでの地下塩採掘を初めて推奨したという学術的な背景も存在する。

2026年現在、ネモコン塩鉱山は一般公開されており、訪問者は最大80メートル地下まで降りるガイドツアーに参加できる。ツアーでは、鉱業の歴史、観光、そして映画の舞台としての側面を紹介するギャラリーを探訪する。特筆すべきは、かつて塩岩を溶解させていたタンクである「塩水鏡(Espejos de Salmuera)」であり、現在では印象的な光学効果を生み出している。

この鉱山は、シパキラ塩大聖堂とは異なり、より自然な状態の岩塩坑を見学できる場所として評価されている。訪問者が体験できる他の重要な見どころには、世界最大級のハート型塩結晶とされる「ネモコンの心臓(Corazón de Nemocón)」、80年以上の歴史を持つ「塩の滝(Cascada de Sal)」、そして実際のチリの救出劇で使用されたカプセル「フェニックス2」のレプリカが含まれる。このハート型のモニュメントは、採掘現場の監督が妻に捧げるために作成したという逸話が伝わっている。

さらに、鉱山内には塩で彫られた「塩のキリスト」の彫刻や、静謐な礼拝堂も存在する。鉱山内ではLED照明が用いられ、塩の堆積物がカスケードのように見える光景が広がり、写真撮影が許可されている。ネモコン塩鉱山は、その文化的、歴史的、科学的、そして観光的な意義から、クンディナマルカ県の主要な観光アイコンの一つとなっており、近隣のチェクア砂漠(desierto del Checua)といった自然の景勝地と並び称される。

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