オーストラリアで、3億5600万年前の羊膜類(爬虫類の祖先)の化石化した足跡が発見されました。この発見は、これらの脊椎動物の起源と進化が以前考えられていたよりも早く起こったことを示唆しています。足跡は、オーストラリアのビクトリア州にあるスノーウィプレーンズ累層の砂岩の板の上で発見されました。 約50cmの大きさの板には、同じ動物のものと思われる2組の足跡が含まれています。これらの足跡は、以前に知られている羊膜類の化石よりも約4000万年古いものです。保存状態の良い足跡は、爪のような先端を持つ長い指を示しています。 研究者たちは、前足と後ろ足の足跡の間隔に基づいて、古代の羊膜類は約80cmの長さであったと推定しています。この発見は、現代の羊膜類の共通祖先が約3億5900万年前に存在していた可能性があることを意味します。これは、四肢動物(両生類と羊膜類を含むグループ)の推定分岐を、後期デボン紀の約3億8000万年前に押し戻します。
古代の足跡:オーストラリアで3億5600万年前の羊膜類の足跡を発見
編集者: Anna 🌎 Krasko
ソース元
Tempo.pt | Meteored
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