2025年7月7日、Fineqia International Inc.は、同社のビットコイン利回りETP(YBTC)が欧州において1390万ドル(約20億円、2025年7月10日時点のレートで換算)の運用資産残高(AUM)に達したと発表しました。(出典:Fineqia International Inc.、2025年7月7日)
ウィーン証券取引所に上場しているYBTCは、ビットコインへのエクスポージャーとDeFi(分散型金融)プロトコル上での利回り創出活動を組み合わせた初のETP(上場投資商品)です。これにより、FineqiaのAUM総額は3600万ドル(約51億円)となり、これにはCardanoエンハンスド利回りETN(YADA)からの2210万ドル(約31億円)が含まれます。
このETPは、年率1.5%の管理手数料と、生成された利回りの20%を手数料として徴収します。Fineqiaは、DeFiの機会への機関投資家レベルのエクスポージャーを提供することを目指しています。近年、日本でもFinTech分野への関心が高まっており、特に機関投資家の間では、新たな投資機会としてDeFiへの注目度も増しています。Fineqiaの取り組みは、日本の投資家にとっても、ポートフォリオの多様化を検討する上で、重要な情報となるでしょう。