ドバイにて、エミレーツ航空とCrypto.comは、2024年7月9日、暗号資産決済をエミレーツのサービスに統合するための了解覚書(MoU)を締結いたしました。この取り組みは、2026年までの導入を目指しており、技術に精通したお客様のニーズに応えることを目的としています。
この提携は、顧客の嗜好の変化に対応し、金融イノベーションを推進するドバイのビジョンを反映しています。Crypto.com Payの統合は、エミレーツのデジタル変革における重要な一歩となります。ドバイは、デジタル資産関連企業を誘致するため、規制枠組みの整備を積極的に進めています。
ドバイのDMCCフリーゾーンには現在、650社を超える暗号資産関連企業が集まっており、様々な支払い手段として暗号資産の利用が拡大しています。今回の協力は、グローバルな暗号資産ハブとしての地位を確立するというドバイの広範な取り組みと合致しています。日本においても、キャッシュレス決済の普及が進んでおり、今回のエミレーツ航空の取り組みは、今後の航空業界におけるデジタル化の動向を示すものとして注目されます。お客様には、より多様な決済方法が提供されることとなり、利便性の向上が期待されます。