CKハチソン、貿易摩擦の中で港湾事業をブラックロックに売却

香港を拠点とするCKハチソンは、228億ドル規模のグローバル港湾事業の大部分をブラックロック主導のグループに売却することで合意しました。この取引にはパナマ運河近くの資産が含まれており、米中貿易摩擦の中で地政学的な懸念が高まっています。李嘉誠によって設立されたCKハチソンは、港湾、電気通信、小売、インフラストラクチャに関心を持ち、50か国以上で事業を展開しています。港湾事業は24か国に及び、53の港湾と295のバースに出資しています。ブラックロック主導のコンソーシアムは23か国の43の港湾の支配権を獲得し、CKハチソンは主要なコンテナ港の株式を保持します。