ラッパーのスヌープ・ドッグが、自身が使用したブラント(大麻の巻紙)をアート作品に昇華させるユニークなオークションを開催しています。アーティストのエリカ・コヴィッツ氏が制作したこれらの作品には、スヌープ・ドッグ自身のサインが入っています。
オークションは2025年8月15日に開始され、8月18日に終了予定です。注目作品の一つである「スヌープ・ドギー・ドッグ・ジェネシス・バーン」は、スヌープ・ドッグの1993年のマグショットに灰とレジンを組み合わせたもので、現在70,000ドルの入札があります。また、ゴールドフレームに3本のブラントの吸い殻を収めた「ゴールデン・アワー・サイファー」は、すでに12,500ドルで落札されています。
このコレクションには、「ティファニー・スモークス」や「ドギー・スタイル・デコーデッド」といった作品も含まれており、各アートワークには鑑定書が付属しています。オークションは32auctions.com/snoopdogg限定で実施されています。
エリカ・コヴィッツ氏は、NFLチアリーダーやビューティー業界での活動でも知られる多才なアーティストです。彼女はスヌープ・ドッグのブラントの吸い殻を樹脂、顔料、グリッターで保存し、アート作品として生まれ変わらせました。この「Ashes to Art」シリーズは、ポップカルチャーとアートの境界線を押し広げる試みとして注目されています。
オークションでは、スヌープ・ドッグのデビューアルバム「Doggystyle」をモチーフにした「ドギー・スタイル・デコーデッド」など、彼のキャリアを象徴する作品が出品されています。これらの作品はスヌープ・ドッグ自身のサイン入りの一点物として、コレクターたちの間で高値で取引されています。