ダース・ベイダーのライトセーバー、記録的な365万4千ドルで落札

編集者: alya myart

ロサンゼルスで開催されたオークションにて、オリジナル「スター・ウォーズ」三部作に登場したダース・ベイダーの象徴的なライトセーバーが、365万4千ドル(約5億7千万円)という記録的な価格で落札されました。このライトセーバーは、「帝国の逆襲」と「ジェダイの帰還」で使用されたもので、プロップストアのエンターテイメント・メモラビリア・ライブオークションの目玉となりました。

このライトセーバーは、1950年代に製造されたイギリス製カメラフラッシュアタッチメントを改造したもので、ベイダーとルーク・スカイウォーカーの重要な決闘シーンで使用されました。両作品での傷がスクリーンと一致することが確認されており、映画史における非常に価値の高い品となっています。オークションハウスへの手数料を含めた総額365万4千ドルでの落札は、「スター・ウォーズ」フランチャイズのアイテムとしては史上最高額の記録となります。以前の最高記録は、昨年134万2千ドルで落札されたボバ・フェットのプラスチック製アクションフィギュアでした。

オークションハウスによると、このプロップはオリジナル三部作の中で、公のオークションにかけられた唯一のヒーローライトセーバーであるとされています。その希少性と歴史的価値から、「スター・ウォーズ」のコレクターズアイテムの中でも「聖杯」と呼ぶにふさわしい品とされています。ライトセーバーには、当時のデジタル電卓から流用された部品や、ベイダーのベルトに吊り下げるためのDリングなども組み込まれています。

オークションでは、「スター・ウォーズ」関連の他のアイテムも注目を集めました。プリクエル三部作でアナキン・スカイウォーカーが使用したスタント用ライトセーバーは、事前の推定額の2倍近くにあたる12万6千ドルで落札されました。「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でインディ・ジョーンズが使用した鞭とベルトは47万5,650ドル、「スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン」でジャン=リュック・ピカードが使用したフルートは40万3,200ドルで落札されました。

一方、ルーカスフィルムは、ショーン・レヴィ監督、ライアン・ゴズリング主演の新作映画「スター・ウォーズ:スターファイター」の制作を発表しました。この映画は、「ジェダイの帰還」から約5年後の時代を舞台に、新たな物語を描く予定で、2025年秋に制作が開始され、2027年5月28日に公開される予定です。この作品は、現在までに映画やシリーズで描かれていない時代を探求するものであり、ファンからの期待が高まっています。オークション業界全体で見ても、映画やテレビ番組の記念品は、ノスタルジアと歴史的重要性によって牽引され、近年目覚ましい成長を遂げています。特に「スター・ウォーズ」のような象徴的なフランチャイズのアイテムは、その文化的影響力の大きさから、コレクターの間で高い価値を持つ傾向にあります。

ソース元

  • Consequence of Sound

  • NBC Los Angeles

  • StarWars.com

  • CinemaBlend

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