西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、3Dプリンター技術を活用した鉄道駅舎の建設を完了し、7月からの運用開始を予定しています。
新駅舎は鉄筋コンクリート造の平屋建てで、壁面には地域の特産品である「みかん」と「たちうお」をイメージした装飾が施されています。
このプロジェクトは、建設用3Dプリンターを活用した駅舎建設として世界初の事例となります。JR西日本は、建設および維持管理にかかるコスト効果を詳細に検証し、他の駅舎への展開可能性を検討しています。
3Dプリンターを活用した鉄道駅舎の建設は、労働力不足への対応や鉄道施設の計画的な更新を促進する手法として注目されています。