2025年7月29日、カーメン・ルイサ・カストロ氏と他の11人の市議会議員は、グイマール市政府に対する不信任決議を提出しました。この動きは、カナリア諸島の主要政党であるカナリア連合(CC)、社会労働党(PSOE)、および「ユナイダス・セ・ポデス」(USP)の協力によるものです。
カストロ氏は、2019年の市長選挙で当選したものの、政府形成に失敗した経緯があります。今回の不信任決議は、8月11日に開催される市議会で議論される予定です。
不信任決議の主な理由として、公共サービスの改善を目的とした公営企業の設立の失敗、地域警察の危機による安全性の低下、地域の祭りに関する住民からの抗議などが挙げられています。
カストロ氏は、PSOEから転党した2人の市議会議員とともに、不信任決議を支持しています。これらの議員は、現市長の指導力の欠如と、約500,000ユーロの追加費用が発生した「ラス・バハス」地区の工事など、いくつかの問題を指摘しています。
この不信任決議は、グイマール市の政治的安定性に大きな影響を及ぼす可能性があります。市民の関心が高まる中、8月11日の市議会での議論とその結果が注目されています。