2025年7月14日、インドの外務大臣スブラマニアム・ジャイシャンカル氏は北京で中国の韓正副主席と会談し、両国間の関係正常化とカイラス・マンサロール巡礼の再開について議論しました。
ジャイシャンカル氏は、2024年10月にカザンで開催されたインドのモディ首相と中国の習近平国家主席の会談以降、両国の関係が着実に改善していると述べました。彼は、「私の訪問中の議論がこの前向きな軌道を維持することを確信しています」と述べました。
また、ジャイシャンカル氏は、カイラス・マンサロール巡礼の再開がインドで広く評価されていることを指摘し、「関係の正常化が相互に有益な結果を生む可能性がある」と強調しました。
さらに、ジャイシャンカル氏は、複雑な国際情勢を踏まえ、両国間での率直な意見交換の重要性を強調しました。
この会談は、2020年のガルワン渓谷での衝突以来、インドの外務大臣が中国を訪問する初めての機会となりました。