オラスコム建設は、2025年1月9日、紅海地域のラス・ガーブ地区で、新規プロジェクトの本格的な商業運転を開始したことを発表しました。このプロジェクトは、650 MWの発電能力を持ち、予定されていた試運転開始日よりも4ヶ月も早く実現しました。
このプロジェクトは、アフリカ最大のグリーンフィールド発電所と見なされており、100万世帯以上の家庭のニーズを満たすクリーンエネルギーを生成します。年間130万トンの二酸化炭素排出量削減に貢献します。
この紅海プロジェクトには、エンジー・フランス(35%)、オラスコム建設(25%)、豊田通商(20%)、ユーラスエナジー(20%)の4社が参画しています。このプロジェクトは、25年間の建設・所有・運営(BOO)方式で開発されており、オラスコム建設がプラントの建設と電気インフラを担当します。これは、日本の企業が持つ技術力と、持続可能な社会への貢献意欲が結実した、素晴らしい事例と言えるでしょう。
このプロジェクトは、電力供給における天然ガスへの依存を多様化し、再生可能エネルギーの利用を増やすというエジプトの継続的な取り組みの一環です。現在、電力供給を天然ガスに大きく依存しているエジプトは、「持続可能なエネルギーに関する国家戦略2035」に沿って、2035年までに電力の42%を再生可能エネルギー源から生成することを目指しています。これは、地球温暖化対策への国際的な取り組みにも合致するものです。
さらに、このプロジェクトの発展には、現在の場所での900 MWの発電能力を持つ新プラントの拡張・開発作業の開始、およびエジプト東部サハラからのクリーンエネルギー生産を長期的に強化する計画も含まれています。
この成果は、再生可能エネルギーと持続可能なエネルギー分野におけるエジプトの目標達成に向けた大きな一歩であり、参加企業の地域におけるクリーンエネルギーの促進へのコミットメントを反映しています。このプロジェクトは、日本の企業にとっても、国際的な貢献を示す良い機会となるでしょう。関係者の皆様の今後のご活躍を期待しております。