中国とロシア、東南アジア非核兵器地帯条約への署名に合意:クアラルンプール外相会議より

編集者: Татьяна Гуринович

クアラルンプール、2025年7月6日 - クアラルンプールで開催された最近のASEAN外相会議(AMM)において、東南アジア非核兵器地帯(SEANWFZ)条約に関して重要な進展がありました。

2025年7月3日、中国はSEANWFZへの支持を表明し、ASEAN諸国との協議に前向きな姿勢を示しました。マレーシア外相のダトゥク・セリ・モハマド・ハサン氏は、中国とロシアの両国が条約への署名に合意したことを確認しました。

現在、米国もこの条約について検討を進めています。マレーシア外相が議長を務めたAMMでは、ASEAN共同体構築、地域および国際問題への対応に焦点が当てられました。

会議では、ASEANの外部パートナーとの連携や、東ティモールの完全加盟についても議論されました。中国とロシアがSEANWFZ条約に参加することは、地域の軍縮に向けた一歩と言えます。AMMの成果は、ASEANの戦略的方向性に影響を与えることが期待されています。

この動きは、北東アジアにおける安全保障環境にも影響を与える可能性があります。日本としても、この地域の平和と安定のために、国際的な協調を重視していく姿勢が求められます。

ソース元

  • The Star

  • China says it is willing to take lead in signing Southeast Asia nuclear weapon-free zone treaty

  • China, Russia to sign SEANWFZ treaty, US reviewing: Mohamad

  • ASEAN FMs discuss key regional, international issues ahead of summit

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