メルコスールとEFTA、自由貿易協定を締結へ:経済協力と市場拡大の新たな一歩

編集者: Ирина iryna_blgka blgka

ブエノスアイレス、2025年7月1日 - メルコスール(南米南部共同市場)と欧州自由貿易連合(EFTA)は、メルコスール首脳会議において、自由貿易協定を最終合意に至りました。

この協定は、約3億人の人々と4兆3千億ドルを超えるGDPを合わせた地域に自由貿易圏を確立するものです。両貿易ブロック間の輸出の97%以上について市場アクセスを改善し、貿易の成長とビジネスの発展を促進することを目指しています。

メルコスールは、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアを含む南米の貿易ブロックであり、一方、EFTAは、欧州連合(EU)に加盟していないノルウェー、アイスランド、スイス、リヒテンシュタインで構成されています。2017年から続けられてきた交渉は、今回の合意をもって成功裏に幕を閉じました。

今後、この協定は各国議会の承認と法的な審査を経て、2025年後半に署名される予定です。この協定により、貿易条件の改善、商品選択肢の拡大、そして経済協力のための新たな機会が生まれることが期待されています。日本企業にとっても、この協定は新たなビジネスチャンスをもたらす可能性があり、今後の動向が注目されます。

ソース元

  • Market Screener

  • Mercosur, EFTA blocs finalize free-trade agreement, say sources

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