ウクライナのゼレンスキー大統領は、2025年7月14日、ユリヤ・スビリデンコ第1副首相兼経済相(39歳)を新首相に指名しました。スビリデンコ氏は、米国との鉱物資源協定交渉で中心的な役割を果たした実績があります。
7月17日、ウクライナ最高会議(議会)はスビリデンコ氏を首相として承認し、新内閣が発足しました。新内閣は、外相など主要閣僚を留任させつつ、若手の登用で刷新感を演出しています。
スビリデンコ首相は就任後、軍への安定した物資供給や国産兵器の量産を優先課題として挙げています。また、ゼレンスキー大統領は、国産兵器の割合を発足後半年で50%に引き上げる方針を示しました。
さらに、ゼレンスキー大統領は7月17日、次期駐米大使にステファニシナ副首相(39歳)を指名し、対米関係の強化を図っています。