アメリカ人初の教皇であるレオ14世教皇が、2025年5月18日にバチカン市国で正式に就任しました。就任ミサは、大統領や要人を含む数万人が参列し、サン・ピエトロ広場で行われました。
式典では、古代の儀式と、広場を巡る教皇専用車(ポープモービル)ツアーなどの現代的な要素が融合されました。多数の当局者や巡礼者が参加し、警備は厳重でした。現地時間午前10時(BST午前9時)に始まったミサでは、レオ14世の教皇在位の始まりを記念するため、世界の指導者や宗教指導者がバチカンに集まりました。
アメリカのJD・ヴァンス副大統領とウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、他の世界の指導者たちと共に出席しました。レオ14世教皇は、ミサ中に教皇の象徴であるパリウムと漁師の指輪を受け取りました。この典礼は、ペトロの後継者であり、ローマの司教としての彼の奉仕の正式な始まりを意味しました。