2025年7月25日、米国務省は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に関連する組織をテロ組織として指定しました。この組織は、ベネズエラの高官や軍関係者で構成され、麻薬密売や暴力行為のために、シナロアカルテルやトレイン・デ・アラグアといった犯罪組織と連携しているとされています。
米国務省の西半球担当局は、マドゥロ政権が米国の安全と西半球の安定を脅かす活動を行っていると非難し、あらゆる手段を講じてその利益を阻止する意向を示しました。
一方、マドゥロ大統領はこれらの主張を否定し、米国の国内での薬物消費削減にもっと注力すべきだと反論しています。
米国は、マドゥロ政権の再選を認めておらず、その選挙結果を不正と見なしています。