インドのNSE IX、初の外貨建て株式上場へ:グローバル金融ハブ構想を加速

編集者: S Света

インドのNSEインターナショナル取引所(NSE IX)は、今四半期中に初の外貨建て株式の上場を準備しています。この取引所は、グジャラート国際金融テックシティ(GIFT City)に位置しています。

この取り組みは、未上場企業、特に外国資本を保有する企業を誘致することを目的としています。これは、インドがGIFT Cityを国際的な金融ハブとして確立するための計画の一環です。

2025年6月には、NSE IXはキプロス証券取引所(CSE)と、国境を越えた金融協力促進のための覚書(MoU)を締結しました。また、2025年6月には、スリランカのDFCC Bank PLCがNSE IXにグリーンボンドを上場しました。

この動きは、日本の金融市場にとっても示唆に富むものでしょう。グローバルな金融ハブとしてのGIFT Cityの発展は、アジア地域における金融連携の新たな可能性を示唆しており、日本の金融機関にとっても、今後の動向を注視すべき重要なテーマと言えるでしょう。特に、東南アジア地域との連携を強化している日本の企業にとっては、GIFT Cityが提供する新たな金融プラットフォームは、ビジネスチャンスを広げる可能性を秘めています。

ソース元

  • Bloomberg Business

  • Business Standard

  • Moneycontrol

  • SMEStreet

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