中国のロシアからの原油輸入、4月に減少

中国税関が5月20日火曜日に発表したデータによると、中国のロシアからの原油輸入は4月に前年比12.9％減少し、807万メートルトン、つまり1日あたり196万バレルとなった。これは3月の208万バレル/日と比較して5.8％の減少でもある。制裁対象となっているイラン産石油の主要拠点であるマレーシアからの輸入は795万トン、つまり1日あたり193万バレルに達し、前年比96.9％の増加となった。 中国の4月の原油輸入総量は4806万トン、つまり1日あたり1169万バレルだった。この数字は3月よりも低いが、制裁対象となっている貨物の配達増加と、メンテナンス中の国営製油所による在庫構築により、前年比7.5％の増加を反映している。3番目に大きい供給国であるサウジアラビアからの輸入は、前年比12.8％減少し、553万トン、つまり1日あたり135万バレルとなった。 注目すべきは、税関データでは4月にイランとベネズエラからの原油輸入は示されていなかったことである。