SpaceXは2025年5月20日、23基のStarlink衛星を搭載した新型Falcon 9ロケットを低地球軌道(LEO)に打ち上げました。打ち上げは若干の遅延の後に行われ、2025年で60回目のFalcon 9の飛行であり、今年43回目のStarlinkミッションとなりました。
このFalcon 9は、SpaceXが通常行っているブースターの再利用とは異なり、初飛行となる第1段を搭載していました。打ち上げから約8分後、第1段は大西洋上のドローン船「Just Read the Instructions」に無事着陸しました。
Falcon 9の上段は旅を続け、打ち上げから約65分後に23基のStarlink衛星をそれぞれのLEO位置に展開しました。現在約7,500基の運用衛星で構成されるStarlinkは、これまで建設された最大の衛星メガコンステレーションとして拡大を続けています。今回の打ち上げは、グローバルなインターネットアクセスを提供し、宇宙技術を推進するSpaceXの役割をさらに強化するものです。