レイブン・スペース・システムズ、NASAおよび空軍と3Dプリント航空宇宙部品に関する契約を締結

アディティブ・マニュファクチャリングのスタートアップ企業であるレイブン・スペース・システムズは、特許取得済みのマイクロ波支援堆積（MAD）プロセスを推進するため、NASAおよび米国空軍研究所（AFRL）と契約を締結しました。同社はまた、空軍、NASA、および全米科学財団から400万ドル以上の契約を獲得しました。レイブンのMAD技術は、マイクロ波を使用して印刷プロセス中に熱硬化性セラミックおよび複合材料を硬化させることにより、スケーラブルな堆積ベースの印刷を可能にします。これにより、以前は製造が困難だった構造を作成できます。レイブンは、180万ドルのAFRL契約の下で極超音速飛行試験用の3Dプリントされたエアロシェルを開発しており、固体ロケットモーターノズルと熱保護システムの製造を計画しています。NASAマーシャル宇宙飛行センターおよびAFRLロケット推進部門と協力して、レイブンは印刷された固体ロケットモーター部品をテストおよび特性評価します。同社は、200万ドルのプレシード投資ラウンドの後、5月までに産業用プリンターで製造された部品の販売を開始することを目指しています。